中国安宿情報

とまで大げさなものではありませんが、これまで僕が泊まったホテルを簡単に書いておこうかと思います。というのも、中国で割りと苦労するのは自分の気に入る安宿を見つけることだからです。その意味で、『地球の歩き方』はまったく役に立ちません。中国版に関して言うならば、あれはちょっと金に余裕ができたおばちゃん旅行客が持つべきガイドブックです。そして、情報が間違っていることがあるので、あれを信頼しすぎると軽く痛い目を見ます。まぁ、とにかく、これから旅行に行く人の参考になれば幸いです。もちろん旅行中の人にも。

●大連
 いきなりで申し訳ないのですが、宿の名前を忘れました。「○○青年旅社」だった気が…。ユースホステルではないですけど。
 場所は友好広場(だっけ?真ん中にガラスでできたでっかい球がある広場です)にあるKFCの横なんでわかりやすいと思います。3人部屋で100元。僕は一人で泊まっていたので高くついてしまいましたが、複数人で旅行していればまあまあ安いと思います。部屋もわりときれい。シャワー・トイレ共同。シャワーは地下にあって、なんとなくアウシュビッツを想像させる作り…でもないか。ちゃんとホットシャワーが使えます。テレビあり。

●集安
「集安市天星招待所」(天皇ではありません!)
住所:実験小学対面(勝利東路を長距離バスターミナルから東に5分ぐらい歩いて、南に伸びる路地に入ると右側に見えます。前は小学校。
電話:0435−6215737
値段:シャワーなし・トイレ共同のシングル→30元(客が入っていないと20元)
   シャワー・トイレ付のシングル→60元(同50元)
コメント:招待所というのは基本的に中国人向けなので、スタッフは英語が話せません。が、泊まらせてくれます。コミュニケーションは筆談で。この招待所はとてもきれいで、日本人が珍しいからか、スタッフもとても親切でした。金額も安いです。テレビあり。

●北京
「城市青年酒店」(city central youth hostel)
 詳細は『歩き方』を参照してください。北京駅のまん前にあるのですぐわかります。

「sweet garden youth hostel」
住所:東四七条(最寄り駅は東四十条)
値段:6人ドミ→50元
コメント:穴場的なユースホステル。部屋やトイレなど、施設はとてもきれい。周りが静かで、ホテルの作りもこじんまりとしていて、僕のお勧めです。インターネット10元/1hは高いですが。

●南京
「丹夙(風?)国際青年旅館」
住所:南京市玄武区魚市街59-1号北5,6楼
電話:025-83219327
値段:シャワー・トイレ共同のシングル→60元
コメント:ビルの6階に受付があるので少しわかりにくいかもしれません。ドミトリーはありません。あまり知られていないのか、バックパッカーは見ませんでした。部屋きれい。受付のお姉さんもきれい。英語をしゃべるときにはにかむのがかわいいです。おっさんみたいですみません。

●上海
「上海旅行者青年旅社」(Hiker Youth Hostel・Shanghai)
住所:上海市江西中路450号
電話:021-63297889
値段:4人ドミ→50元
コメント:なんていうか、すげーツーリスティック。ちょっとこじゃれたカフェ、みたいな内装。一階にバーラウンジ兼レストランがあります。ビリヤードもできます。インターネット、ランドリーが無料なのはありがたいです。ベッドごとにライトがついているのもうれしい。

紹興
蘭花旅館」
住所:紹興市越城区人民西路(魯迅小学)道横35号
電話:0575-5122320
値段:シャワー・トイレ共同シングル→30元
コメント:紹興市にはユースホステルがない(っぽい)ので、自分でローカル宿を探さなければなりません。僕がいくつか見た中ではここが一番よかったです。家族経営で、宿の作りはこじんまりとしているが新しくてきれい。ただ、ラブホテルとしても使われているようで、たまに横の部屋から艶っぽい声が聞こえてきます。テレビあり。

●広州
四川省招待所」(うろ覚え)
住所:忘れました。「駅前路」を広州駅から100か200メートル歩いたところを左折、右側にあります。
値段:シャワー・トイレ共同シングル→50元
コメント:部屋が汚い。そして狭い。ゴキブリがよく出るのが厄介で、僕は3泊で20匹くらい殺しました。小さいやつでしたが。値段も招待所にしては高い。もしかしてぼられていたのかも。あまりお勧めできません。ちなみに『歩き方』における「広東国旅酒店」の記述は間違っているので要注意。ドミはありません。シングルが95元と言われました。